ダビスタ96をやっている時に、ふとしたきっかけで気づいた現象。
4歳馬がBC登録コードを取った時に、スピード値がゲーム内のスピード値より下がっている事があった。
特に早い時期に登録コードを取った場合に顕著だった。
そこで調べてみたのが下の表。やはり早い時期にBC登録コードを取るとスピードがダウンしてしまうようだった。
4歳馬でも、7月1週以降にBC登録コードを取った場合は特にスピードがダウンする事は無いようだ。
たとえ能力が完全に仕上がっていたとしても、7月1週以降にパスを取るように。最弱馬作りだと、スピードダウン効果がプラスになる場合もある。
これはダビスタ96だけでなく、3や98でも全く同じ。PS以降はどうなのか不明だが、同様のシステムになっていると推測される。
ダビスタ2ではこのような現象は起こらない(ダビスタ2の場合、4歳6月にならないとBC登録自体が不可能だが)。
なおダビスタ3に関しては、スピードが0以下になると逆回転が起こるバグがある。(参考:2chレトロゲーム板のダビスタスレ)
このバグが発生するとSPが250を超えてしまう。元が最弱系の馬だと、他の能力がボロボロなのでSPが高くてもあまり走らないが、木曜併せ一杯調教馬同様BCで使うのは良くない。
1月1週・1月2週 | -7 |
1月3週〜2月2週 | -6 |
2月3週〜3月2週 | -5 |
3月3週〜4月2週 | -4 |
4月3週〜5月2週 | -3 |
5月3週〜6月2週 | -2 |
6月3週・6月4週 | -1 |
7月1週以降 | 0 |
ダビスタ2では戦績によって、スピードに戦績ボーナスが加算される。
戦績ボーナスは(勝利数÷出走数)×勝利数で計算できる(小数点以下は切り捨て)。
無敗だと1勝につきスピードが1加算されるが、勝率が低いと戦績ボーナスが少なくなる。
例えば58戦無敗だと戦績ボーナスは(58÷58)×58=58、12戦7勝だと(7÷12)×7=4.0833…で4になる。
スタミナ、根性、気性などスピード以外の能力は、戦績に関係が無く元の値のまま。
なお、戦績ボーナス加算前のスピードは、ゲーム内でどれだけ高くてもBCでは127が限界。
つまりBCでは他作品の最強レベル程度のスピードがあれば十分で、それ以上高くても無駄なようだ。
127以上のスピードは戦績積みによって上げる。58戦無敗のシルバイオーの場合、127+58で185。
ただし戦績積みをやり過ぎると、スピード能力がオーバーフローして逆に弱くなってしまうので要注意。
この事はPS版の攻略本『ダビスタ名人横井顕の最新最強理論』でも、ちょっとだけだが触れられている。
元のスピード能力が127の場合、無敗の場合だいたい55〜57戦(補正後SP182〜184)やれば十分。1〜3戦程度ならオーバーしても大丈夫だが、それ以上になるとかなり厳しい。
58戦無敗(補正後SP185)ぐらいになると、ごく稀にに弱くなる場合がある。ちなみにシルバイオーはふっくら仕上げなので、58戦していても弱くならないようだ。
60戦無敗(補正後SP187)ぐらいになると、弱くなる確率がやや高くなる。
※ダビスタ2の最強馬生産理論はよく、「60戦無敗理論」と言われているが、実は60戦もしてしまうと弱くなってしまう場合があるので要注意。
ダート戦目的の場合は、ダート適性によってはそれ以上積んだ方が良い場合もある。としゆき大学言語学部にある、ウクキカー91戦Verでもダートなら弱くなっていない。
ダート適性が4ある馬に関しては(無敗の場合)52戦前後やれば十分で、それ以上やると弱くなってしまう。芝でのベストである56戦前後だとかなり弱くなってしまう事が多い。
ダ適4の馬は52戦無敗・56戦無敗両方パスワードを取っておくのがベスト。ダ適3の馬の場合は85戦無敗がベスト。
無敗ではない仕上げをする場合は、56戦無敗時と同じ戦績ボーナスが得られるように調節すればOK(ダート適性が4ある馬の場合は、52戦無敗時と同等に仕上げたパスも取っておく)。
ちゃんと調節さえすれば、無敗馬と遜色ない仕上がりになる。
ダビスタ2の生産馬をダビスタ3や96のBCに登録した場合は、スピードに加算されていた戦績ボーナスは無効になる。
戦績ボーナス加算前のスピードも、127で蓋をされたまま。
ダビスタ3・96・98では、ターボファイル(ターボファイルツインのSTF部分)でロードした牧場データの馬は、BC登録すると○タの印が付く。
またリセットマークも○タと同等のようで、PS版で生産してリセットマークが付いている馬は、ダビスタ98では○タの印が付く(逆に98で生産した○タの馬をPS版に登録した時はリセットマークになる)
SS版にはリセットマーク自体が無いため、PS版生産でリセットマークが付いている馬、98で生産した○タの馬でもそれらのマークは表示されない。
ダビスタ2の生産馬にも○タ印はない(ダビスタ2以前の場合、ターボファイルでもSTFではない)。
カセットに牧場データが2つあるので、片方の牧場(メイン)をターボファイルにセーブし、もう片方の牧場(チェック用)にだけデータをロード。
チェック用の牧場は何回もやり直す事が出来るので、良い結果になるまでやり直す。
そして良い結果になれば、メインの牧場で全く同じ事をやってセーブ。以下繰り返し。そうすればメインの牧場は○タを付けずに済む。
ダビスタ3では○タ印の無い実機生産馬のBC馬も時々見かけるが、上記のような方法で生産していると推測される。
ただし今となっては○タ印が実機生産の勲章みたいになっているので、やる意味はあまり無い。
ダビスタ96・98でもやる事は可能だが、生産をやり直す事ができないため(ダビスタ3と違って同じ結果にする事が困難)、あまり実用性は無い。
ダビスタ96ではスピード・スタミナ・根性・気性の合計値が偶数の場合、気性が-1される。
これはダビスタ96特有の現象で、他作品には無い。
ダビスタ2や3などの生産馬を96に入力した場合は、能力合計値が偶数でも気性はそのまま。
この法則が当てはまるのは、ダビスタ96の生産馬だけのようだ。
1〜16頭目までは正常に表示されるが、17頭目以降は表示がバグり、誰を乗せていても表示が1頭目と同じ騎手になる。
以下18頭目は2頭目、19頭目は3頭目、20頭目は4頭目…となる。そして33頭目、49頭目も1頭目と同じ騎手に。
つまり1〜16頭目まで=正常
17〜32頭目まで=1〜16頭目までの騎手に変わる。以降も同じように表示がバグる。
あくまでも表示が変わるだけで、実際に乗せている騎手が変わるわけでは無いので無害。
なお、96以外の作品にこのようなバグは無い。
ターボファイルにBC登録馬のファイルが18個以上セーブされている時に、18番目以降のファイルからBCの出走登録をすると、別のファイルにセーブされている登録馬が出てしまうようだ。
ブリーダーズカップ登録馬の画面で、ターボファイルを使った時も同様の現象が起こる。
ターボファイルからカセットにデータをロードする時(ブリーダーズカップではなくターボファイルの画面で)は大丈夫なので、データのセーブ自体は正常に行われているようだ。
ダビスタ98のBCではダビスタ96以前と違い、戦績によって人気にボーナスが付くような形になっている。BC以外のレースでは無関係。
ダビスタ2のスピードの戦績ボーナスと同じように、(勝利数÷出走数)×勝利数で計算できる(小数点以下は切り捨て)。人気以外の能力には関係しない。
無敗だと1勝につき人気が1加算されるが、勝率が低いと戦績ボーナスが少なくなる。
人気97で32戦22勝のアグリキャップだと、97+((22 ÷ 32)×22)=112.125…で実質的な人気が112になり、12戦12勝で人気MAX(100)の馬と同等の評価になる。
なお実質的な人気が170〜180を上回ると、オッズがオーバーフローして跳ね上がる場合がある(単勝フロー)。印や能力には影響しない。
相手が弱いほど発生しやすく、一度のレースで複数頭に発生する場合もある。
ただ人気が高いだけで左1以外の印が薄いと発生しにくく、能力にも悪影響を及ぼすわけではないので、勲章みたいな物だと思っても差し支えない。
ベスト馬体重で調子が良い時は盛り塩が乗る。体質が弱いほど盛り塩が乗る確率は低くなる。
なおイレ込みやスピイレの時でも盛り塩は乗る。スピイレが発生すると極めて印が薄くなるが、調子とは無関係のようだ。
ベスト馬体重を30キロ以上オーバーしたデブデブ馬でも、BCでは「ふっくら」と言われるだけで、「明らかに重い」「太い」とは言われない。
ただしスピード値そのものが削られるようで、明らかに弱くなって印も薄くなる。
これは最弱馬を育成する際に活用する事も可能で、それなりにスピードが高くても0まで削る事ができる。
(96以前でも重くする事でスピードが高くても実際の走りは遅くなるが、重すぎるとガリガリだと判定されてしまう。)
逆に馬体重を削りまくったガリガリ馬は、スタミナが削られる。
PS版などのBCに対応するために馬体重を削るケースがあるかもしれないが、あまり削りすぎるとスタミナへの影響が大きいのでほどほどに。
なおベスト体重では無い状態でBC登録をすると、盛り塩は乗らない。
参考までに体重とSTの関係。
馬体重 | スタミナ | 備考 |
---|---|---|
0 | 0 | - |
-2 | 0 | ベストから2kg減ではSTは減らない |
-4 | -1 | - |
-6 | -2 | - |
-8 | -3or-4 | 98では-3、PS版とSS版では-4になっている事を確認 |
-10 | -6 | 98ではなぜか-8kgと-10kgの差が大きい、これ以降は2kg減でST2減 |
ダビスタ98では96以前とは違い、最後のレースから3ヶ月以上後にBC登録した場合、気性の値が半分になってしまう。
気性が最悪だと、逆フローしてほとんどイレ込まなくなる場合がある。
この現象は騎手の能力にも関係があり、騎手のランクが低いほど発生しやすい。
96以前のBCでは発生しない(ただし96以前でもゲーム内なら逆フローする。これはダビスタ3だと、逆回転牝馬を賞金稼ぎする際に有効活用できる)。
PS版・SS版で生産したブリンカー・シャドーロール両方装着した馬に関しては、パドック・道中など馬のグラフィックが大きい場面ではシャドーロールだけが表示され、スタート直後・直線など馬のグラフィックが小さい場面と4コーナーではブリンカーだけが表示される。
自家生産馬の特徴に関しては後述。
レース名と優勝馬の馬名のみ表示される。
レース名と馬名の他に、性別・馬齢・父と母父の血統も表示される。
古いバージョンのソフトでBC登録コードを取った馬の場合は、母父の血統が繁殖牝馬の血統に置き換わってしまうバグがある。
(ゲーム内のファイルからBC登録をした時点では正しい血統が表示されているが、パスワードを入力してBC登録をすると置き換わってしまう)
他作品(エキスパートなど)の生産馬は血統が表示されない。
基本的にダビスタ3と同じで、以下の場合はさらに表示が増える。
(1) 預託厩舎に預けた産駒→預けた厩舎名が表示される。自厩舎で育成した場合は何も表示されない。
(2) セリ市で購入した産駒(2歳馬パスを入力した場合以外)→馬名の前に○市マークが表示されるが、血統表示はそのまま。
(3) 母が他牧場(2歳パスや繁殖パスを入力して購入した馬)の産駒→母の血統が「たぼくじょうせいさんば」になる。
(4) 2歳馬パスを入力して購入した産駒→馬名の前に○市マークが表示され、さらに母の血統が「たぼくじょうせいさんば」になる。
他作品(エキスパート、3など)の生産馬は血統が表示されない。
かつてダビスタ96のBCで、(2)のケースが除外対象になっている事が多かったのは、このルールを最初に考えた人がたぶん、(2)と(4)のケースが判別できる事を知らなかったのが原因だろう。普通に考えると市場取引馬を除外する理由は全く無いので。
2歳馬パスを入力して購入した産駒を除外する目的で、市場取引馬自体を除外するのは明らかな間違い、または手抜きである。
しかし現在でも古く誤った知識を基にした記述が多々残されていたため、それを参考にしてしまうケースも多かった。
ダビスタ96はプレイヤー数が多いためか他の作品と比べても、時代にそぐわない旧態依然とした常識や習慣(古いだけなら別にいいが悪いものも多い。安易なコードの使用など)がいつまでも残ってしまう傾向があるが、これに関してもそんな例の一つである。2010年現在はさすがにその辺も解消されてきた気がする。
基本的にはダビスタ96と同じだが、(1)、(3)、(4)の項目はダビスタ98にはない。
(3)と(4)に関しては繁殖牝馬パス・2歳馬パスのシステム自体が無いため当然ダビスタ98には無い。
(1)に関してもなぜか無くなったが、(自厩舎のシステムが変わった)PS版・SS版と互換性があるためだと推測される。
PS版生産馬を98に登録した時は血統が正しく表示される(逆に98生産馬をPS版に登録した時も正しく表示される)。ただしSS版の生産馬は血統が正しく表示されない。またSS版のBCではPS版・98の生産馬は血統が表示されない。
また、PS版で生産してリセットマークが付いている馬は、ダビスタ98では○タの印が付く(逆に98で生産した○タの馬をPS版に登録した時はリセットマークになる)
SS版にはリセットマーク自体が無いため、PS版生産でリセットマークが付いている馬、98で生産した○タの馬でもそれらのマークは表示されない。
ブリンカー・シャドーロールの矯正で限界値を超えた時にBC登録コードを取ると、血統がバグる(父ミスタートラブル・母父クエスショネア。通称ミスクエ)。改造対策として入れられたシステムの不具合だと思われる。
なお、BCで血統がバグる場合があるからと言う理由でシャドーロール馬、ブリンカー馬全体を除外するケースもあるが、これは96における市場取引馬除外と同じようなもので(知識不足による明らかな間違い、または手抜き)、本来ならそういった馬は除外すべきではなく、「ミスクエ」の馬のみを除外するだけの方がベターである。
「ミスクエ」の馬の扱いに関しては賛否が分かれるが、条件の無いレースでは禁止しない事が多いと思われる。当サイトのBCでは基本的には出走可能としている。
なおPS版の生産馬は、限界値を超えた時にBC登録コードを取っても「ミスクエ」にはならない。
SS版の生産馬は、限界値を超えた時にBC登録コードを取ると血統が表示されず消えてしまう。
他作品のBCに登録しても、基本的に能力は変化しない。
ただし、ダビスタ2の生産馬の戦績ボーナスは無効になる。
ダビスタ2の馬をダビスタ3・96のBC、ダビスタ3の馬をダビスタ96のBCで走らせた時の騎手対応表。
例えばダビスタ2でまつまさを乗せた場合、ダビスタ3のBCでは御屋敷になる。
ダビスタ2のますさわ、すがはらは自分が乗せる事は不可 (ライバル馬のBCパスのみ)。
ダビスタ3では、ムンロ騎手・リサ騎手でBC出走が出来ない(ムンロが小田部、リサが滝)。
ゲーム内のファイルからBC登録をした時点ではムンロ・リサのままだが、パスワードを入力してBC登録をすると変わる。96にパスを入力した場合でも、岡部・武豊になる。
また3・96・98ではおまかせ厩舎を利用した裏技を使って、本来は騎乗依頼できない騎手を乗せても、BC登録をすると乗り変わってしまうらしい(まだ未確認)。
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BC登録コード(パスワード)を使ってBC登録した馬との比較。まだ書きかけ。
ダビスタ3の場合、ダビスタ96・ダビスタ98とは違って自家生産BC馬でも○タのマークが付く。
ダビスタ3・96ともに、一部を除いて違う作品で生産されたBC馬はパスワードを表示できない(エキスパート生産馬は3でもパスワードを表示できる)。
ダビスタ3・96と比べると差が大きい。