ダービースタリオン3・繁殖牝馬のスタミナ逆回転

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ダビスタ3では、父が短距離系の種牡馬で気性かスタミナが最悪な牝馬の場合、本来ならスタミナがひどく低いはずなのに、逆にスタミナが250以上の超爆発繁殖牝馬になってしまうことがある。
これがスタミナ逆回転である。ちなみに管理人がスタミナ逆回転を初めて知ったのは『ダビスタマガジン2000』を読んだ時で、現役時代は全然知らない事だった。
距離適性の中間値が1600m(1400〜1800mなど)以下の種牡馬でないと逆回転は起きない。

2006-01-09追記
牝馬に限り、スタミナがちょうど0の繁殖からもスタミナ豊富な産駒が生まれる。牡馬産駒はスタミナがほとんど乗らないが。
(情報提供:TKSS氏)

ダビスタ3での最強馬生産では繁殖牝馬のスタミナは非常に重要だったので、これをうまく使えば最強馬の王道配合にも変化が出るのか?
例えばノーアテンションを使った配合だと、母父がリアルシャダイより逆回転が可能なサッカーボーイ、レインボークエストより逆回転が可能なアイシーグルームの方が良いって事になる?
しかも短距離系種牡馬は血統的に魅力がある事も多く、ノーザンディクテイターやマグニテュードは次に残る血が強力で面白そうだし、ロイヤルスキーは実際の競馬でも、母父に入って結構大物を出している(アグネスタキオン、エアジハード等)。
下は、気性限界値がどれぐらいまでならスタミナ逆回転を起こすのかをまとめている表。
上に追記したが、牝馬産駒はこれより気性が1高くても逆回転を起こす。距離適性の中間値が1700mでも気性が1ならスタミナ豊富な産駒が生まれる。

距離適性中間値 気性限界値
1600m 1
1500m 2
1400m 3
1300m 4
1200m 5

ちなみにノーザンディクテイター×ナノフラッパーで逆回転牝馬を狙った時は、ナスルーラが2本あるにもかかわらず100頭ぐらい生産して1頭しか出なかった。
気性Cの種牡馬や、さらに距離適性が短い種牡馬だともうちょっと出易いと思うが、それでも数十頭に1頭と言う程度だろう。
気性が3〜9程度の産駒は結構出るが、逆回転するほど最悪な馬は意外に出てくれない。超危険配合を試した時でさえ気性1は数十頭に1頭と言う感じだった。
気性Bで気性難クロスが無い配合(ホスピタリティ×ピュアモルト)から気性が1しかなかった逆回転牝馬が出た事もあったが、超危険配合や気性難クロスがあった方が出やすい。

能力サーチができる環境ならともかく、そうでない場合は逆回転牝馬を狙うのは結構辛い。ターボファイルが無い場合はほとんど絶望的だろう。
何しろ気性難コメントが出るレベル以下の産駒の気性は判別不可能なので、実際に繁殖に上げてみてサクラユタカオーやニホンピロウイナーなどの安定Aで距離適性が長くない種牡馬を使って、数回生産してみるしかない。
ちなみ逆回転ではないただの気性難牝馬の場合、これらの種牡馬を付けてスタミナが付くことはほとんどない。
また、この時牝馬産駒しかスタミナが乗らなかった場合は、スタミナがちょうど0になっている。牝馬狙いならそれでもいいが、牡馬狙いだと使えない。
あと、最弱馬狙いの時にセントシーザーを使うと、距離適性が短すぎるため意外に逆回転する。

スタミナ逆回転牝馬の手ごたえ

スタミナが250以上あるから産駒のスタミナも120とかが連発かと言うとそうでもなく、実際には96以降で言う所のスタミナがTSLに達している牝馬ぐらいの手応え。
ダビスタ3でも96以降のようなTSLがあるようで、スタミナの付きやすさが実績パラメータに比例する。安定パラメータによってばらつきも出る。
実績Cでスタミナアップの効果が無い配合だと、逆回転牝馬を使ってもスタミナコメントすら出ない産駒が出たりする(特に安定が低い場合)。
それでも、逆回転牝馬のスタミナ能力は魅力的。距離適性に関係なくスタミナがTSLに達しているような物なのだから。
しかし、逆回転牝馬には重大な欠点があることが発覚したのだった…。

スタミナ逆回転牝馬の欠点

ノーザンディクテイター×ナノフラッパーの牝馬でいろいろ配合実験をしていた時、ある事に気づく。
距離適性が長い種牡馬が父だと、なぜかスタミナの乗りが悪いのである。
スタミナが豊富な産駒もある程度は見られるのだが(牡馬より牝馬産駒の方が多い)、コメントされないどころか初期値が一桁の産駒が意外なほど多い。
父がクリスタルグリッターズの時はスタミナが豊富な産駒が結構出たのに、シェイディハイツになるとスタミナ限界値が54、バンブーアトラスだと限界値58の産駒が頻発。
スタミナが高すぎるのがかえって悪影響を及ぼしているのだろうか。

どうやら距離適性の上限が2400m以上だと、2200m以下の時と比べてスタミナの乗りが非常に悪くなるようである。
つまり上の方に書いたノーアテンションを使った配合の場合だと、結局逆回転牝馬を使ってもスタミナの乗りがあまり良くなく、メリットがあまりない。
ダビスタ3の最強馬の王道配合はノーアテンションやアスワンをはじめ、ほとんどが種牡馬の距離適性の上限が2400m以上なので、これらの配合では逆回転牝馬を使ってもパッとしない。
となると、結局最強馬の王道配合はほとんど変化無しって事になる。
むしろこの理論は、父としても母父としても今まで見向きもされなかった、短距離系種牡馬に向いている物なのかもしれない。
実績Aで安定Cのモーニングフローリックやパドスールだとか。


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2004-06-04
2009-07-04更新
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